剣道日本一を決める第65回全日本選手権が11月3日、東京九段の日本武道館で全国の予選を勝ち抜いた64人の精鋭で争われ、熊本県警の西村英久5段が2年ぶり2度目の優勝を果たしました。この大会は剣道愛好者にとって憧れとする大会で、九州学院高校の同門対決となった決勝は4年ぶり4度目の日本一を狙う警視庁の内村良一錬士7段と、西村英久5段が対戦となり、開始直後にコテを決めた西村5段が優勢に試合を進め、6分過ぎに再びコテを決めて勝負を決しました。剣道の勝負は3人の審判の旗が2本上がると「1本」となりますが、TVなどのスロー画像を見た人から「当たっていないのではないか」「赤白の旗が逆ではないか」などの指摘をよく聞きます。剣道では、有効打突は「打突の機会」「打突の部位」「残心」などを満たした場合と決められており、審判に有効打突と認めさせた選手が勝者となります。今年も微妙な判定の試合が続きましたが、敗れた選手のコメントは、対戦相手を称え、自らの精進を誓う『剣士』の清々しさを感じました。