7月10日、松江市の一畑ホテルで『細田博之・朝の政経セミナー』が開催され、県内各地から約350名が参加しました。この会合は細田博之後援会(桜井誠巳会長)と自由民主党島根県第1選挙区支部(福田正明幹事長)の共催で開催したもので、自民党総務会長の職にある細田博之衆議院議員の国政報告会として企画されました。細田議員は「安倍内閣は外交、防衛、社会保障など時代が抱える課題の解決を図るという、言わば『政治の王道』を歩まなければならない」と切り出し、「そのためにも国民の不信や不満にきちんと向き合い、早期に払拭する必要がある」とし、「総理が早期の憲法改正を掲げるのは、国防にあたる自衛隊の存在を『違憲』としないため」と理解を求め、「一部を除いて、憲法改正の必要性に関する与野党の認識に大きな差異はない」と述べました。また、国境離島振興法の成立によって航路運賃の引き下げが実現したことを例に挙げ、「今後は、『特定地域(地域社会の存続が危うい地域)に地域社会維持発展法人の設立を認定する制度』創設をめざして議員連絡会を設立し、立法化を実現するために頑張る」と述べ、来月初めとされる党・内閣の人事について所感を求められると「私は、如何なる立場になろうと『安倍内閣を支える』という自らの役割を果たしきる」と力強く答えました。