6月26日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、一般質問(4日目)が行われました。この日は森山健一議員(自民党議員連盟)、白石恵子議員(民主県民クラブ)、遠藤力一議員(公明党)の3人が質疑を行いました。森山議員は、「道路整備の推進」「東京五輪に向けた選手育成」「保育政策の継続」などについて、白石議員は、「性犯罪に関する刑法改正」「女性部長の登用」「図書館活用教育」「就学援助費の支給」などについて、遠藤議員は、「移住・定住外国人」「障がいスポーツの普及」「重症障がい児(者)のショートスティ」などについて、知事や関係部長、教育長および警察本部長の見解を質しました。溝口知事は、中央新報社のアンケート結果について所感を求められ、「自分は『県民の意見を良く聞く』という姿勢で県政にあたってきた」と述べました。また、知事は全国の高速道延長が9642kmに達しながら山陰道の整備率が68.3%に止まっていることに関し、「道路は最も優先すべきインフラ整備であり、財政が許容する最大限の努力を行っている」とし、佐々木土木部長は「出雲市以西の山陰道整備に要する県費負担は約300億円と見込み、山口県と連携して事業の進捗を図っている」、米村県警本部長は交差点のラウンドアバウト(信号を配した右回りの円形交差点)について「島根県では山陰道の朝山ICで初めて採用されると聞いている」と答弁し、鴨木教育長は就学支援費について「県内市町村は国から交付税で手当てされる額の2.5倍を支給している」と答弁しました。