6月18日()、19日()の2日間、出雲市の河下港垂水岸壁で海上自衛隊のミサイル艇「はやぶさ」(小山内徹哉艇長)の一般公開が行われました。これは自衛隊活動に対する市民理解を促進するため、自衛隊島根地方協力本部(本部長; 長谷川敬一等陸佐)が実施したもので、2日間で約2500人が乗船、見学しました。長さ50m、幅8.4mで基準排水量200tの「はやぶさ」は、海上自衛隊舞鶴地方総監部の第2ミサイル艇隊(渡邉義彦司令)所属で、不審船などに即応できる最大出力44ノットの高速艦艇です。河下港での広報は平成23年、26年に続いて3回目ですが、単独の寄港は初めてで、この日は陸上自衛隊出雲駐屯地の装備車両なども展示されました。6月18日に開催された平田商工会議所(大谷厚郎会頭)主催の歓迎会で挨拶した渡邉司令によると、隣国情勢の変化によって自衛隊の日本海での警戒監視活動は極めて緊張感の高い状況にあるとのことで、「はやぶさ」は19日の広報活動終了時刻の午後4時30分に離岸しました。