6月7、8日、石川県で、『彩美極めて』を大会テーマに全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(「全旅連」;多田計介会長)の第95回通常総会および全国大会が開催されました。金沢市の石川県立音楽堂で開催された記念式典には、関係者1500人が参加し、「インターネットによる総客ビジネスの普及と外国人観光客の増加による住宅宿泊事業法『民泊新法』の施行への対応を図る」とする大会宣言を採択し、今年度に全旅連が重点的に取り組む事項を「安全安心の推進」「小規模事業者の経営安定」「国際観光サービスの品質向上」「スポーツ振興への貢献」「災害に強い宿づくり」「人手不足の解消」「NHK受信料体系の見直し」など14項目とする運動方針を決議しました。旅館ホテル業界はネットの普及やインバウンドの拡大など急激な経営環境の変化に対応しきれない小規模事業者の廃業が相次ぐ一方で外資系巨大ホテルの進出や大手ホテルチェーンの全国展開などが顕著となっており、高級化と低廉化の2極分化によって全旅連の組織運営も岐路に立たされています。主管官庁の厚生労働省から大臣代理として参席し祝辞を述べたのが、医薬・生活衛生局の課長補佐であることに現在の業界の立ち位置が如実に顕われていると感じました。会場に隣接するフロアには旅行関連商品やアメニティグッズ、販促商品、厨房機器、カラオケなどの紹介ブースや地酒の試飲コーナーなどが設置され、参加者の足を止めました。