6月4日、ラピタウェディングパレスで出雲市農政会議(福間勉会長)の平成29年度通常総会が開催され、関係者180人が参加しました。福間会長は「昨年は参議院選挙で悲願であった2人目の組織内議員が誕生し、本年4月の出雲市長、市議会議員選挙では推薦候補全員の当選を果たすことができた。しかし、いま、地域の実情を無視した済効率優先の農業・農協改革の議論が進んでいる。農政会議は農村の担い手は農業者であり、それを支えているのが農協組織であることを世論に粘り強く訴えて行かなければならない。」と述べました。来賓として山田俊男、藤木真也の両参議院議員が参席し、「日本農業が自由化に対応できる力をつけるためには、相応の支援が必要であり、同時に、高齢化や担い手不足の農村を支える仕組みづくりが求められている。コメ政策の変更が予定されている30年は目前だが、農家の代弁者として頑張る。」などと挨拶し、長岡出雲市長や福代出雲市議会議長、石川JAしまね出雲地区本部長、石倉島根県農政会議会長なども挨拶しました。議事では平成28年度の事業報告・決算、平成29年度の事業計画・予算が了承され、福間会長の勇退に伴う役員改選では新会長に安達富治さんが選出されました。