5月5日は二十四節気の「立夏」。『暦便覧』に「夏の立つがゆへ也」とあるように、夏らしい気配があらわれてくる頃となりました。今年は雪の日も多く、春の到来が例年よりも幾分遅いと感じていましたが、歌にもあるように「夏も近付く八十八夜」の通りでゴールデンウイークには夏日を観測しました。このところ、田植えや茶摘み、夏野菜の苗植えなど、田畑に農作業の人が目立ちます。さて、今日は「子供の日」。祝日法には「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあり、古来より「端午の節句」として子供の健やかな成長を願う日ですが、日本の若年人口(15才未満の人口)は、昨年、老年人口(65歳以上)比率の半分を下回り、今年はさらに減少し、過去最低を更新しました。地方創生や女性活躍が声高に叫ばれていますが、国の人口を増加させるためには、若年の男女が結婚して子を為し、育てる風土を回復することが不可欠ですが、企業の地方移転や保育所の待機児童解消、女性管理職の数値向上など、国の責に帰さない地方自治体や企業の取り組みを奨励するだけでは効果は限定的だと思います。