2月28日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(3日目)が行われました。この日は佐々木雄三議員、園山繁議員(自民党議員連盟)、吉田雅紀議員(無会派)の3人が質疑を行いました。佐々木議員は、「神戸川の再生」「出雲コーチンの普及」などについて、園山議員は、「マイナンバー」「Iot,AI、Edtech」「国立公園満喫プロジェクト」「県立中央病院」などについて、吉田議員は、「特定国境離島の支援」「竹島の領有権確立」「地方創生」などについて、知事や関係部長、教育長および病院事業管理者の見解を質しました。溝口知事は、神戸川について「専門家会議や関係者の調整会議で合意された確認書の内容が適切に履行されることを期待する」とし、大山隠岐国立公園ステップアップ2020は「早急に国立公園に隣接する地域との連携を密にする内容に見直しすべきと考えている」と述べました。坂本農林水産部長は出雲コーチンについて「2羽まで減少した原生種が出雲農林高校や関係者の努力で50羽前後まで回復しており、県はDNA鑑定など近親交配にならないよう支援する」とし、安井商工労働部長は県内企業へのIot,AI導入について「平成28年度においてガイダンスを実施し、29年度から導入を検討する企業への具体的な支援を実施する」と述べ、中川病院事業管理者は県立中央病院について「平成28年度は特定診療科の医師不足や患者数の減により、19億円程度のキャッシュフローのマイナスを見込む極めて厳しい状況で、今後は経営改善計画に則り、収支改善につとめ、中核病院の役割を果たしたい」と答弁しました。