211日、出雲市立平田体育館で第66回平田少年剣道大会と第30回平田地区剣道大会が開催されました。剣道、柔道をはじめ日本の武道一般では、夏の酷暑の時期に「土用稽古」、冬の厳寒の時期に「寒稽古」と称する鍛錬会が開催されます。剣道修行の目的は、心身を鍛える「克己」にありますから、寒さに負けじと懸命に打ち込み稽古で汗を流す鍛錬法は、日本古来の武道である剣道には欠かすことのできない伝統で、ケガや風邪を防ぐために稽古前後に乾布摩擦や道場の雑巾がけなどによって十分なストレッチをするなど、長い歴史の中で理にかなった稽古方法が確立されています。この日は風雪注意報が発令され、今季一番と言われる寒気が流れたものの、体育館の中では、早朝から小、中学生から一般まで100名を超える剣道愛好者たちの張り詰めた空気をビシッと竹刀で切り裂く音が心地よく響き、午前9時からの試合では寒稽古の総仕上げとばかりに熱戦を繰り広げました。