1月14日の夕方や1月15日の朝、刈取後の田圃などに長い竹を組んで立て、お正月に飾った門松や注連縄、書き初めなどを持ち寄って焼く行事を山陰地方では「とんどさん」と呼びます。島根県では、大田市五十猛町大浦地区の「五十猛のグロ」が、平成17年に国の重要無形民俗文化財に指定されているように、多くの地域で小正月に行われる火祭りでしたが、松江市美保関町片江地に伝わる「墨付けとんど(墨付け神事)」のように1月第2日曜日など日曜祝祭日やその前日に繰り上げて行うところも増加しています。ただ、古来、「とんどさん荒れ」と言われてきたように、小正月の時期は北西の季節風が吹き荒れることが多く、今年も大寒波襲来で、各地で雪が舞う強風の中での「とんどさん」となりました。