1月3日、出雲大社で江戸時代から続く「吉兆さん」と呼ばれる正月行事が行われました。今年は天気も良く、町内ごとに番内や太鼓などのお囃子を先頭に参道を練り歩き、出雲大社の本殿前に進んで県の有形文化財に指定されている歳徳神の吉兆幡を立てて神謡(大社神謡)を奉納する氏子衆に、多くの参拝者が一斉にスマホを向けていました。

「大社神謡」

目出度 エーノーエ それ若枝も エー

栄える ノーエー  葉も エー

八雲立つ 山は鶴山亀山の

間を流るる 吉野川 エー 素鵞川の

流れのその水を 神酒に造りし

諸白を エー 神明に捧げ奉り

それを人々戴けば エー 齢を延ばす

ためしかや お祝