12月1日、島根県議会11月定例会本会議は一般質問(3日目)が行われ、園山繁議員、高橋雅彦議員(自民党議員連盟)、岩田浩岳議員、須山隆議員(民主県民クラブ)の4人が質疑を行いました。園山議員は「フードバンク」「浜田技術センターの移転統合」「保育人材の確保」「歯科・口腔ガン検診」などについて、高橋議員は「島根県総合戦略」「畜産振興」「若者対策」などについて、岩田議員は「竹島問題」「島根県の学力」「夜間中学」「食の縁結び甲子園」などについて、須山議員は「島根県立大学」「給付型奨学金制度」「県立高校の県外生受け入れ」などについて、知事、関係部長,教育長の見解を質しました。溝口知事はフードバンクについて「島根県では市町村社協が実施主体となって生活困窮者に食料提供活動を行っているが、災害時の対応や行政の防災備蓄食料のリデュースは想定されておらず、今後、先進地の事例を研究して導入の可否を検討したい」とし、浜田技術センターの機能移転については「東西に長い本県の地理的条件から施設統合は難しく、分析業務などについては、集約化や補助職員の配置などにより迅速化を図る」と答弁しました。藤間健康福祉部長は歯科健診について「歯科健診の受診率は30%程度であり、かかりつけ歯科の啓発や健診の実施主体となる市町村や歯科医師会など関係者と協議して受診率向上に努めたい」とし、松尾総務部長は県立大学の4大化移行について「松江キャンパスの定員については短期大学部の1割程度を4年制への編入を認める方向で検討している」と述べました。