11月27日、出雲市剣道連盟平田支部の創立60周年記念式典が開催され、出雲市剣道連盟(園山繁会長)から、永年にわたり役員をつとめた堀内時雄さん(教士7段)など5人に感謝状が贈られ、少年剣道教室の指導にあたった大塚敏弘さん(錬士6段)など10人が表彰されました。出雲市剣道連盟平田支部は昭和31年に平田市剣道連盟として設立され、出雲、松江、簸川郡を加えた3市1郡の剣道大会を開催するなど島根県の『剣道どころ』としての地位を確立し、現在は会員に8人の教士7段受有者があります。平成17年に出雲市剣道連盟と簸川郡剣道連盟の3つの組織が合併して出雲地区剣道連盟が発足したことから、平田支部となり平成23年から出雲市剣道連盟平田支部に改称して現在に至っています。同日、大社町で開催された出雲地区秋季剣道大会でもベスト4に支部の3チームが入るなどスポーツ少年団や中学校の競技力も県内でトップクラスを誇りますが、創生期は活動資金に事欠き、役員は事業の都度に寄付集めに駆け回ったとのことで、昭和50年から始めた少年剣道教室によって着実に剣道愛好者の増加が図られ、現在は、しっかりした指導・普及体制が整ってきたことから、関係者は、60年を機にさらなる飛躍を誓いました。