7月10日に投開票された第24回参議院選挙は自民党・公明党の政権与党で過半数を超える70議席を獲得したものの、自民党の議席は56議席に止まり、参議院での単独過半数には届きませんでした。今回の選挙は「1票の格差による違憲判決」をうけて、島根県と鳥取県、徳島県と高知県がそれぞれ『合区』とされたなかで迎えた初めての選挙でしたが、島根・鳥取選挙区では自民党の現職である青木一彦参議院議員が387,787票を獲得して圧勝しました。当選の弁で青木議員は「鳥取の皆さんに暖かく迎えられ、島根の皆さんにきちんとお支えいただいた」と述べましたが、比例区に立候補した竹内功前鳥取市長は惜しくも次点となり、「参議院に山陰代表を2人送る」という自民党の目論見は叶いませんでした。ちなみに、島根・鳥取選挙区の有権者数は1,070,057人で、投票率は59.52%(島根県は62.20%)でした。徳島・高知選挙区では自民党現職の中西祐介参議院議員が305,688票、比例区で中西哲前高知県議会議員が390,947票を獲得してともに当選し、明暗が分かれました。ところで、マスコミは今回の選挙結果で憲法改正に肯定的な政党の議席が3分の2を超えたと大きく報道していますが、32の1人区すべてに野党が統一候補を立てた結果、事前の当落予測とかなり異なる結果(与党の21勝11敗)となったことは、きちんとした選挙総括が必要です。また、自民党島根県連としては、比例区に擁立した竹内功さんの得票が11,153票(鳥取26,674票)に止まった結果を真摯に受け止め、衆議院と参議院の比例投票の違いについて有権者へのアピールが不十分な現状に鑑み、早急に今後の対応を検討しなければならないと考えます。