7月7日は二四節気の小暑。小暑には暑さがどんどん強くなっていくという意味があるようですが、『暦便覧』には「大暑来れる前なればなり」とあり、梅雨明けが近付き、暑さが本格的になる頃となりました。強い日差しとともに気温が一気に上がる時期のため、体調を崩しやすく、暑さを乗り切るために、しっかりと朝ご飯を食べて体力をつけてから活動しましょう。

 また、梅雨明け特有の梅雨前線の活動による集中豪雨が多く発生しますから川の氾濫や土石流、崖崩れなどには十分な注意が必要です。ちょうど今の時期には、出雲市斐川町の荒神谷公園では5万本の古代ハスの花が見事な花を咲かせ、高津川や江の川、神戸川などでは太公望たちが香わしい若鮎釣りを楽しみ始め、蝉の声も聞こえてきます。

 ところで、夏至とともに始まった参議院選挙もいよいよ終盤となり、舌戦もヒートアップしてきました。1票の格差判決による「合区」に振り回された山陰地方ですが、小生は、従前通り参議院に島根県と鳥取県の2人の代表を送るために最終日まで小選挙区と比例の候補者の遊説に同行します。