6月1日、島根県議会5月定例会は本会議が開催され、一般質問(1日目)が行われました。この日は、田中八洲男議員(自民党議員連盟)、藤原常義議員、白石恵子議員(民主県民クラブ)、遠藤力一議員(公明党)の4人が質疑を行いました。田中議員は島根原発1号機の廃止計画、税務事務、森林林業などについて、藤原議員は高速道路整備、震災対応、家庭教育支援などについて、白石議員は女性の管理職トップへの登用、『トップランナー方式』の導入、離島航路の運賃助成、主権者教育などついて、遠藤議員は平和安全法制、山陰新幹線、中山間地農業、島根原発2号機特定重大事故等対策等対処施設などについて、それぞれ知事や関係部長および教育長の見解を質しました。溝口知事は、島根原発1号機の廃止計画について「1号機の廃止計画については住民の安全確保が絶対要件であり、実施にあたっては国の厳正な関与の下で計画的な取り組みが適切に遂行されることを確認する必要がある。事前了解にあたっては4つのステージ毎にその都度判断する」と答弁し、オバマ米大統領の広島訪問について「核のない世界の実現に向けたメッセージとして大きなインパクトとなった」と述べました。