出雲市のわにぶち保育所は昭和44年4月に河下港を望む丘陵地に開設され、当初は昭和鉱業㈱鰐淵鉱業所の迫興期でもあり90人の定員で平田市社会福祉協議会が運営し、昭和53年2月に社会福祉法人平田保育会に移管されました。敷地が狭隘で施設の経年劣化もあり、「安心子ども基金」を活用して、一昨年11月から河下町から西田小学校や特別養護老人ホーム万田の郷の隣接地となる万田町へ移転新築工事を行い、1月23日、竣工式がありました。3900㎡余の広い敷地に建てられた木造瓦葺き平屋建630㎡の園舎は定員50人で、近隣地域や小学校、老人ホームなどとの交流スペースが十分に確保され、地域の子育て拠点施設としての社会的役割が果たせるよう配慮されています。竣工式では島根県の藤間博之健康福祉部長や出雲市の伊藤功副市長、長廻利行議長の3人が祝辞を述べ、用地提供者や施工事業者に感謝状が贈呈されました。平田保育会の会長は「懸案であった法人が運営する5つの施設の内、平田、中部、みなみ、わにぶちの整備が終わり、今後は、『より質の高い保育の実践』を目指して職員のスキルアップを図るとともに、子ども達の健康な育ちを実現できる『食の提供』を心がけたい」と挨拶しました。