第95回全国高校ラグビー大会で島根県代表の石見智翠館高校が島根県勢として初めてのベスト4に駒を進めた。昨年の12月27日(日)から始まった今大会は記念大会で、例年よりも4校多い全国55校の精鋭が参加して行われているが、石見智翠館高校は2回戦で 遠軽高校を71-3、3回戦で全国選抜ラグビーベスト4で東の優勝候補筆頭とされた流経大柏高校を24-19、そして準々決勝で関西学院高等部を33-8で下し、歴史的快挙をあげた。25回連続出場となる石見智翠館高校は強い突破力とスピードを生かした「展開ラグビー」に定評があるものの、過去、国体での準優勝が最高で、選手権大会ではベスト8の壁を破ることはできなかった。準決勝は1月7日に桐蔭学園高校と対戦することが決まっている。岡山主将が「目標は優勝」と言い切ったと報道されており、さくらジャパンの活躍によって全国的に大きく注目されているラグビー競技で、島根の新たな歴史を刻み込んでほしい。