12月1日、11月定例島根県議会は本会議が開催され、岡本昭二議員、山根成二議員(自民党議員連盟)、平谷昭(民主県民クラブ)、吉野和彦議員(公明党)の4人が一般質問(1日目)を行いました。岡本議員は「島根県の農業振興」「農山漁村活性化第3期戦略プラン」「地産池消」「中山間地域対策」などについて、山根議員は「公共事業発注量の平準化」「三江線の存廃問題」「木次線の維持存続」などについて、平谷議員は「主権者教育」「中小企業対策」「児童虐待」などについて、吉野議員は「テレワークの推進」「ひきこもり対策」「災害廃棄物処理計画」「チーム学校」などについて、それぞれ知事、教育長および関係部局長の見解を質しました。溝口知事は三江線の問題について「JR西日本からは『三江線は将来的に鉄道存続が約定できる状況になく、地元住民の意向を踏まえた交通体系の検討に入りたい』との申し入れを受けて、現在、沿線6市町の首長、議会で協議が行われており、その結論を挨って県のスタンスを決めたい」と答弁しました。鴨木地域振興部長は人口減少によって厳しい状況下にある中山間地域について「人口2000人を1つの目安にして、公民館単位の『小さな拠点づくり』を進めたい」と述べ、藤間健康福祉部長は県内の児童虐待について「平成26年度に児童相談所に寄せられた児童虐待情報372件のうち178件が認知され、保護などの措置を行ったと報告を受けている」などと答弁しました。