9月26日、出雲市の斐伊川放水路残土処分場(グリーンステップ)16.5㌶を活用したメガソーラー(大規模太陽光発電所)の竣工式が行われ、関係者80名が完成を祝しました。県内最大級のメガソーラーは出雲市の三和興業㈱、神州電気㈱、広島市の中電工㈱、京都市の京セラ㈱の4社で構成する合同会社が県内金融機関や企業などの協力を得て、総事業費約40億円をかけて建設したもので、発電量は12800kwで、一般家庭用に換算すると約3700戸の電力を賄うことができるとのことで、全量を中国電力㈱に売電する予定とされています。事業者代表として挨拶した三和興業㈱の江田朋之社長は「メガソーラーは雇用にはあまり寄与しないが、固定資産税や借地料の支払いで地域貢献できると考えている。また、毎年、売電収入の1%を出雲市の理科教育の振興に役立てていただくよう寄付する」と述べました。関係者によると、島根県と出雲市に対する借地料はそれぞれ約1000万円、出雲市の固定資産税額が約2000万円とのことで、売電は平成27年10月1日から20年間の予定とのことです。