国の地方創生に呼応した島根県の総合戦略プラン(素案)が、県議会の地方分権・行財政改革推進調査特別委員会(森山健一委員長)に付議されました。6月定例会中に示された骨子(人口推計)からは2060年に島根県が維持すべき定住人口を47万人程度とし、2030年までに社会動態を均衡させ、合計特殊出生率を2.07まで上昇させるとするもので、雇用の確保、子育て環境の整備などについて具体的な数値目標が掲げられ、、概ね、自民党議員連盟(五百川純寿会長)からの提言に沿った内容となっています。ただ、現在の「島根県総合発展計画」との整合や市町村の温度差もあってか、基本理念や重点的に取り組む方向が曖昧で、「極めてわかりにくい」と言うのが正直なところです。島根県総合発展計画は県が取り組むべき主要施策について5年ごとに数値目標(成果指標)を掲げたものですが、「数値を全てクリアーするとどんな島根県になるのか」という問いに答えられるものではないだけに、総合戦略には「どんな島根県を目指して、どんな施策を展開するのかを明確にすべきだ」とする率直な意見が多くあります。仄聞するところでは、溝口知事は、従来、明確にしなかった基本理念について言及されるとのことであり、9月定例会本会議での発言が注目されます。