7月20日は海の日。心配した台風11号の襲来も島根県への影響はさほどではなく、梅雨明けの土用となり、いよいよ夏本番を迎えました。7月23日は大暑。『暦便覧』に「暑気いたり つまりたるゆえんなればなり」と記されているように、いよいよ、太陽が照りつけ大地が蒸し返るような暑さが続き、日射病や熱中症などに注意をする時期の到来です。土用は年に4回ありますが、夏の土用は、大暑の数日前から大暑の間じゅう続き、今年の「土用の丑の日」は7月24日です。夏のスタミナ食の代表と言えば「ウナギ」と「焼肉」ですが、特に、土用の丑の日に欠かせないのが「ウナギの蒲焼」。ウナギの栄養価は、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどの含有量が高く、カルシウムや鉄分、亜鉛、脳の働きをよくするDHA、コレステロール・中性脂肪を減らすEPAなども多く含む健康食品の象徴のような食材です。ただ、鉄分の吸収にはビタミンCが必要ですから、うな重にはピーマンや青物、海苔などを一緒に食べることをお勧めします。昔から珍重され、高価であったウナギも養殖の普及によって、消費量は年間7億5千万本に達していますが、ニホンウナギは絶滅危惧種となり、ヨーロッパウナギも資源量を大きく減少させているそうですから、再び「高嶺の花」に逆戻りする可能性もあります。