6月26日、6月島根県議会定例会は本会議が開催され、一般質問(3日目)が行われました。この日は高橋雅彦議員(自民党議員連盟)、須山隆議員、山本誉議員(民主県民クラブ)、高見康裕議員(無会派)の4人が質疑を行いました。高橋議員は、中山間地域対策、中小企業対策などについて、須山議員は、地方版総合戦略、しまね社会貢献基金、障害者差別解消法などについて、山本議員は、石見地域の医療確保、江の川水道用水事業などについて、高見議員は、防災対策、選挙の投票率向上などについて、それぞれ知事、関係部局長、教育長および選挙管理委員長の見解を質しました。溝口知事は、中山間地域について「島根の農林業や地域文化を支え、美しい景観を形成するために大きな役割を果たしている」とし、「少子高齢化や人口減少で厳しい状況にあるが、島根の原風景を守る上からも所要の支援をする」と述べました。藤間健康福祉部長は、まめネットの普及状況について「本年5月末で同意カードの取得者数は13300人余、参画医療機関は462施設となり、昨年から倍増した」と答弁し、松浦企業局長は、簡易水道事業の統合に伴う収支の悪化について「会計制度の統合に伴う財政支援については、国に対して相応の制度創設を求めている」と述べました。