4月12日に投開票が行われた島根県議会議員選挙(出雲市選挙区)の投票率が分かりました。当日の有権者数は男性65,798人、女性72,513人の合計138,311人で、投票者数は男性41,556人(投票率63.16%)、女性45,319人(62.50%)の合計86,875人(62.81%)でした。また、期日前投票は男性10,276人、女性12,127人の合計22,403人(16.20%)に上り、投票者の約4分の1が期日前投票をしたことが分かりました。地域別の投票率は、出雲59.48%、平田68.23%、佐田71.96%、多伎68.67%、湖陵58.08%、大社64.98%、斐川65.80%で、連坦地域に比べて周辺地域の投票率が約10%近く高くなっています。今後、選挙結果の詳細が公表されると、投票所ごとの投票者数や年齢構成などが判明しますが、先の国政選挙では20代の投票率が20%台まで下落したとのことであり、「棄権も意思表示の一つ」などとの評論に与することはなしに願いたいものです。国会では、いよいよ18才からの選挙権付与の公職選挙法改正案が審議されるようですが、投票率の低下は政治離れにリンクするだけに、人口減少と同じく、深刻な問題でもあります。