3月7日、島根県立大社高等学校佐田分校が67年の歴史に幕を閉じることとなり、スサノオホールで閉校式が執り行われました。佐田分校は昭和23年8月に島根県立出雲農業高等学校定時制課程西須佐分校として農業科・被服科の定員50名で開校し、昭和41年4月から普通科定員53名の全日制に移行、昭和58年4月から島根県立大社高等学校佐田分校として現在に至っています。定時制農業科の頃には測量技術の全国大会で優秀な成績を挙げ、全日制となってからは、ソフトボールや軟式野球、太鼓などの部活動で全国的規模の大会に出場するなど、中山間地域の小さな学校ですが活発な教育実践が行われ、2400余名の卒業生を輩出してきました。しかし、平成10年頃から生徒数が減少し、近年は1クラス15~20人となったことから、島根県教育委員会が平成27年3月31日をもって閉校と決定しました。高木弘伸校長は、学校の創立以来の来し方を述べ、「物心両面で学校をお支えいただいた佐田町(出雲市)と地域住民の皆様、教職員各位に深甚なる感謝を申し上げる」と式辞を述べ、閉校式典の実行委員長を務めた永見隆志緑窓会会長は「佐田分校が閉校し、姿、形はなくなっても、佐田分校の歴史と教育実践で培った魂を、末永く伝えていかなければならない」と挨拶しました。式典終了後には最後の卒業生13名によって目田鬼面太鼓が披露されました。