3月6日、2月定例島根県議会(最終日)は本会議が開催され、平成27年度島根県一般会計予算など知事提出議案79件、議員提出議案1件、「高校無償化」の復活、「高校生・大学生への給付制奨学金創設」をもとめる請願など請願14件、地方分権・行財政改革調査特別委員会など3特別委員会の委員長報告を議了して閉会しました。今期最終の定例会の閉会にあたって岡本昭二議長は「東日本大震災、福島第1原発事故直後の平成23年4月に始まった今任期は、住民の防災・減災に対する意識が高まり、島根原発が立地する島根県も国の原発政策の転換をうけた対応を求められた。また、出雲大社大遷宮を契機に神話やご縁をテーマとした観光誘客や隠岐ジオパークの世界認定などがあり、島根県からの発信が県の認知度を大きく向上させた。少子高齢化による人口減少など県政を取り巻く状況は厳しいが、4月の統一地方選に重ねて臨む議員各位のご健闘と今期を限りに勇退される議員のご健勝を祈念する」と挨拶しました。