島根県水産技術センター内水面浅海部は、平成22年から減少傾向が続いていた宍道湖のヤマトシジミの資源量は平成25年以降、増加に転じ、平成26年秋の資源量は、過去の平均値の1.4倍で、約6万7千トンと前年(7万2千トン)の93%となり、秋季の資源量としては平成9年に調査を始めてから4番目の高い値となったと発表しました。センターでは、春と秋の年2回、資源量調査を実施していますが、本年秋の漁獲対象資源量(殻長17mm以上)を17602トンと推定しており、比較的高い水準にある殻長6mm未満の稚貝が順調に成長すると2~3年後には安定した漁獲が見込まれるとしています。宍道湖漁協によると、今夏は降雨量が多く、塩分濃度の低下と藻の繁茂によるアオコの発生が心配されていましたが、漁業者の藻刈りや国土交通省出雲河川事務所による覆砂事業の効果もあって、青森県に日本一を譲っていたヤマトシジミの漁獲量が、資源量の回復によって26年度には再び島根県が首位に返り咲くことが確実とのことで、島根県の代表的な産品復活は朗報です。