島根県立出雲工業高校の新しい校舎が完成し、10月23日、教職員、生徒、保護者など学校関係者のほか、建築工事に関わった施工者や行政、議会など約800人が出席し、盛大に竣工式が執り行われました。県産木材がふんだんに使用された内装をはじめPTAの支援によって教室にも冷暖房が完備され、県内でも屈指のすばらしい教育環境が整ったと感じる一方で、掃除をテーマにした活動を全国各地で行なっているイエローハット相談役の鍵山秀三郎氏が『パナソニックの創始者である松下幸之助氏取引先の評価基準に「従業員の挨拶」、「整理整頓」、「トイレの掃除」の3つをあげ、凡事徹底」を会社経営の基本としていた』と話されたことを思い出しました。近頃、若者のコミュニケーション能力の不足が指摘されますが、挨拶をする、返事をする、相手の目を見て話を聞く、ごみを拾う、要らないものは捨てる、その日のうちにやるべきことをすませるなど、当たり前のことを当たり前にするという姿勢がないと心身の余裕がなくなり、成長できる伸びしろができません。『凡事徹底』は「微差、僅差の積み重ねが大差となる」という意識を徹底させることですが、出雲工業高校の先生方には、すばらしい教育環境の中で、「平凡なことを非凡に努力する」生徒達を育ててほしいと思いました。