島根県議会文教厚生委員会は議案審査の参考にするため、10月2日、東光学園、中央児童相談所、安来学園、松江医療センターを訪問しました。松江市の社会福祉法人島根東光学園が運営する母子生活支援施設でる東光学園は、DV被害や貧困などにより支援が必要となった母子の自立支援や子どもの健全育成を支援するために住居の提供を行っています。昭和42年に建設された本館の老朽化が目立つことから、このほど、国、県の支援を受けて建替えを計画され、委員会で建設事業の概要を聴取しました。安来市の福祉法人せんだん会が運営する児童養護施設の安来学園は、さまざまな事情により、家族による養育が困難な2歳から概ね18歳の子どもたちが生活する施設で、現在47名が入所しています。東光学園、安来学園ともに児童相談所や福祉事務所からの措置となりますが、近年の傾向としては、発達障害やDVから生ずる支援が増加しており、支援スタッフの増員が必要となっているとの説明がありました。松江医療センターで行った松江市内のがんサロン関係者との意見交換では、がんと診断された患者や家族に対する精神的ケアや患者自身に対するがん治療の学習機会の提供の必要性が強調され、また、県のがん対策は医師と患者・家族の意見のすりあわせが不十分との意見やせっかくのがんサポートブックが必ずしも十分活用されていないなどの指摘もありました。