出雲市佐田町朝原の浄土真宗西本願寺派寺院である福泉坊の境内に、冷気が岩の隙間から吹き出す「八雲風穴」があります。山懐を流れる地下水が岩の隙間の空気を冷やして地表に流れ出す風穴の年間平均気温は10度前後。地元では天然の冷蔵庫として農林産物の保管などに役立てられ、夏になると涼を求めてたくさんの観光客が訪れます。出雲市立八雲風穴公園として整備された一帯は、朝原地区の「NPO法人風太郎」が出雲市から指定管理をうけて運営しており、出雲大社の遷宮やパワースポットブームもあって昨年は2万人を超える観光客が訪れたそうです。6月28日、「八雲風穴開き」があり、福泉坊の住職がお勤めを主宰し、関係者が焼香しました。公園内の休憩所前の特設舞台では、須佐保育所の児童による風太郎音頭踊りや佐田町民謡こどもクラブによる安来節、銭太鼓、どじょうすくいなどが披露されました。佐田地域では夏の料理の定番は「すき焼き」とのことで、直会では島根和牛をたっぷり使った鍋が振る舞われました。