内閣府は2011年の県民所得動向を公表しました。それによると、東日本大震災の影響もあって、東北地方で生産活動に低下が見られるものの、中部、西日本地域では堅調に推移しており、島根県でも若干のプラスとなり、1人あたりの県民所得は238万2千円で全国38位とされています。隣県の鳥取県は223万2千円で44位、全国平均は291万5千円で、トップは東京都で437万3千円、2位は静岡県で316万2千円、3位は愛知県で310万5千円と、東京への一極集中がより顕著となっていることがわかります。最下位は沖縄で201万8千円と、国から基地負担に対する大きな財政支出がありながらも、依然として産業基盤が脆弱で、県民所得の増につながっていないようです。2012年の島根県の県民所得の速報数値では、アベノミクスによる財政支出や出雲大社の遷宮効果で数値は上昇しているとのことですが、出雲、石見、隠岐でかなりのバラツキがあり、全県に波及するような政策展開を期待したいと思います。