6月14日、松江市内で自民党島根県支部連合会(会長;竹下亘衆議院議員)の高志塾が開講し、第1期生として登録した34名中29名が聴講しました。この日は「日本周辺の安全保障環境」として中谷真一衆議院議員、「」県内の金融・景気状況」として木村武日本銀行松江支店長、「島根県の高速道および幹線道路の整備について」として新田恭士国土交通省松江国道工事事務所長がそれぞれ60分の講演を行いました。中谷議員は「アメリカのスーパーパワーによる世界の統治体制が変化し、日本周辺の安全保障環境は緊張を増幅させている」とし、「日本は世界を俯瞰する外交戦略が必要で、自立を高める防衛力の整備と自国の歴史と文化に誇りを持てる教育の推進が大事だ」と述べました。木村支店長は「山陰の経済は公共投資と観光に支えられ着実に景況感が向上しているが、持続的な成長のためには従業員のスキルアップや地域のイメージアップ戦略などの無形資産投資の拡大が不可欠だ」と述べ、安易な非正規雇用やパート労働者による雇用の質的低下は長期的な成長持続の阻害要因と指摘しました。新田所長は「日本の繁栄を持続させるためには、大災害の危険性が大きい太平洋側に偏ったインフラを日本海側に移転させることが急務」とし「山陰道の開通は地域に大きな便益をもたらすが、同時に社会インフラの計画的なメンテナンスが不可欠」と述べ、「渋滞の緩和には道路整備と同時に情報機器を活用した交通管制も必要で、ハード整備を生かすソフト開発が最小コストで最大効果を生む」との認識を示しました。高志塾の次回講座は9月13日の予定です。