5月31日、出雲市猪目町の鰐淵小学校猪目分校跡地に出雲市立猪目交流センターが建設され、竣工式が執り行われました。猪目分校は明治初年に設置されてから100余年の歴史を刻んできましたが、児童数の減少と施設の老朽化によって平成25年度で廃校となりました。出雲市と猪目町の住民が学校の跡地利用を検討した結果、住民の社会教育や他地域との交流拠点として整備することが適当として、出雲市が約4000万円をかけて整備、このほど完成し、6月1日から供用されることとなりました。五月晴れの澄み切った青空に猪目川からの涼風を感じる中、長岡秀人出雲市長が「長い歴史を有する猪目町の中心となる場所で、学校の歴史の上に、また、新しい住民文化の歴史を重ねてほしい」と式辞を述べ、式典終了後には猪目神社に伝わる獅子舞が披露されました。