5月17日、旧平田市で2期8年に亘って助役を務められた福田治夫さんが急逝されました。82才でした。福田さんは昭和7年1月に平田市東福町(現在は出雲市東福町)に生まれ、旧制大社中学を卒業後に島根県職員となり、旧大東町助役や教育庁文化課長などを務め、昭和58年、旧平田市の助役に就任し、原良宗、太田満保と2人の市長に仕えました。学校時代は野球部に籍をおいたスポーツマンで、酒を愛し、「イャー」と気さくに大声で誰彼となく話かける豪放磊落な一方で、細やかな気遣いを欠かさない人でもありました。平成3年4月、周囲に説得され、助役を辞して臨んだ現職市長との壮絶な選挙に敗れてからも、財団法人島根難病研究所(現;公益財団法人ヘルスサイエンスセンター島根)常務理事やJAいずも代表監事などを歴任する「地域の顔」でした。近年は、秋の深まりとともに大粒の富有柿と干し柿が送られてくると、消息を確かめ合い、楽しく語らいするという繰り返しでしたが、あまりの急逝は痛惜の念に堪えません。ここに在りし日を偲び、謹んでお悔やみ申しあげますとともにご冥福をお祈りいたします。合掌。