5月10日、男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子シングルス準決勝で、島根県出身の錦織圭選手はスペインのD・フェレールを2-1で下し、決勝進出を果たしました。錦織選手は5月5日の世界ランキングでは2440ポイントで第12位と発表されていますが、今回の決勝進出により、5月12日に発表される新しいランキングで、9位マイロスラオニッチ(カナダ) 、10位ジョン イスナー (アメリカ)、11位リシャール ガスケ(フランス) を抜いて、 戦後の日本テニス界で初めて、男子のトップ10入りの快挙が確実と報道されています。男子テニスの世界ランキングは、1位のラファエルナダル と2位のノバック ジョコビッチが10000ポイント超えの別格で、3位のスタニスラスワウリンカから8位のアンディ マレーまでは4,000ポイントを所持、9位から16位のミハイル ユーズニー(ロシア)までが2000ポイント台で競っており、トップ8とは少し差があります。しかし、錦織選手には好調を維持して、是非ともさらなる上位進出を果たしてもらいたいと思います。将棋の里美香奈さんの体調不良による休養は少し心配ですが、復調が伝えられている大リーグに挑戦中の和田毅投手や横浜DeNAベイスターズの梶谷選手の活躍、大相撲5月場所での隠岐の海の復活など、島根県出身の若者たちが錦織選手に続けとばかりに、新聞、テレビで大きく報道されることを期待します。