4月14日、松江市で島根県藤楓協会の定例理事会が開催されました。島根県藤楓協会はハンセン病療養所入所者の福祉の増進と社会復帰促進などを目的に平成43年4月に設立され、療養所入所者の里帰りや社会復帰、ハンセン病に対する正しい理解の普及・啓発などの事業を実施しています。ハンセン病はらい菌による感染症で、細菌の感染力は極めて弱く、日常生活で観戦する可能性がほとんどありませんが、かつては「不治の病」とされ、らい予防法によって療養施設に強制隔離され出産が禁止されるなど、プロミンの開発によって完治するにもかかわらず、偏見と差別が続きました。現在、全国に14の療養施設がありますが、入所者のほとんどが高齢者で、かつての自宅を失うなどの状況にあります。島根県からは7つの施設で21人が生活されていますが、いずれも70歳以上です。理事会では、本年度の事業として4月23日から2泊3日で里帰り事業を実施し、4月23日にはホテル宍道湖で溝口知事らが出席して夕食会を開催するほか、療養所の訪問などの実施を決めました。