3月23日、島根県内のJAは県内一斉に総代会を開き、現在の11JAを経営効率化などのため、来年3月に統合することを決めました。過疎化や高齢化が進む島根県の農業従事者の平均年齢は70歳を超え、昭和59年に約1000億円であった農業生産額が半減するなど極めて厳しい状況にあります。JA島根中央会の萬代会長が「足許の明るいうちに、JAが地域を担える組織として、存続できる体制にしておく必要がある」と語るように、全県下のJAが合併によって事業統合し、人材や資金を集中させ、経営基盤を安定させることが弱体化する農業基盤の建て直しには不可欠として、平成21年の第30回JA島根県大会で「1県1JA」が提起されました。今後は、平成27年3月1日の合併に向け具体的な準備が始まりますが、組合員数23万人余、授権資本1兆円の日本有数のJAが島根農業の命運を握ることとなります。