3月7日、出雲市平田町の割烹温泉ゆらりで、出雲杜氏新酒まつりが開催されました。出雲市酒造研究会(松本隆会長)の新酒鑑評会にあわせて開催される恒例のイベントには、各地から150名を超える日本酒愛好家が集まり、インターネットの情報で開催を知り、県外から参加したと言う人もありました。会場には、出雲市在住の杜氏が醸造にたずさわる簸上清酒(奥出雲町)、酒持田本店、旭日酒造、板倉酒造、富士酒造(出雲市)、都錦酒造(江津市)、隠岐酒造(隠岐の島町)、大谷酒造(倉吉市)の8つの酒蔵から絞りたての大吟醸やにごり酒、純米酒など、各蔵の杜氏が自慢の新酒を並べました。参加者は、杜氏や酒蔵の関係者の説明を聞きながら、郷土料理と利き酒用の盃に注がれた香り高いお酒を堪能しました。新酒鑑評会の審査に当たった審査員によると、今年は気温の変化が大きく、新酒は例年以上に杜氏の個性が大きく表れているとのことでした。