2月16日、隠岐の島町の西郷港岸壁で3月1日から隠岐と本土を結ぶ新しい超高速船「レインボージェット」の竣工式が開催されました。総トン数170㌧で定員約260人のレインボージェットは、隠岐広域連合がこれまでの「レインボー2」の後継船として導入し、隠岐汽船を指定管理者として運行委託するもので、ガスタービンエンジンで船体を浮上させ、海上を時速80キロで走行することができる川崎重工業が製造し、現在、国内に20隻以上が就航しています。波高3mまで運航可能とされており、冬季の運航が可能となるなど、運航率の向上が期待されています。午前9時30分から安全運行の神事に続いて式典が執り行われ、隠岐広域連合の松田和久連合長(隠岐の島町長)が「ジェットフォイルの就航は隠岐諸島にとって待望久しいもので、きっとこの地域の活性化に貢献すると信じている」と式辞を述べました。式典後には餅撒きが行われ、晴天のもとで岸壁に集まった多くの島民に3俵の祝い餅が振る舞われました。