1月24日、出雲市平田文化館で第9回雲州ひらたスポーツ振興大会が開催され、昨年度に全国や島根県などの各種大会で活躍し、優秀な成績を挙げた個人73人と11団体が優秀競技者として土江春夫会長から表彰され、永年スポーツ団体の指導者として貢献された福代弘明さんなど3名と体協役員として会務に尽くされた小村一さんなど2名にスポーツ功労賞が贈られました。式典後には、FIFA指定代理人の田路雅朗氏が「世界における日本のサッカー」とする講演を行いました。田路氏は今年ブラジルで開かれるワールドカップサッカーの展望や代理人を務める三浦和良選手との出会い、世界と日本のサッカーの相違点、指導者の有り様などに言及し「試合で勝つために練習するのだから、練習のための練習では上達しない。力量が異なる個人が集団で成果を得るにはチームワークが必要だが、それは思いやりの重なりで培われるものである。一流の指導者は、常に『サッカーを通して立派な人をつくる』という意識を持っている。」と述べ、昨秋、代理人として平田町出身である金山隼樹選手のコンサドーレ札幌への移籍に関わったことを紹介し、「立派なJリーガーに育てたい」と期待を述べました。講演終了後には恒例の交歓会が賑やかに行われました。