島根半島は二ホンジカの南限生息地とされ、島根県は北山地域に保護区域を設定していますが、平成初年からシカによる農林産物の食害や造林木の剥皮被害が増加したため、シカの生息調査の実施や駆除、防護柵の設置などを主としたシカ対策を実施してきました。しかし、近年、シカの生息範囲が拡大し、湖北地域の被害が激増したため、島根県と出雲市は捕獲奨励金を増額するとともに従来6班で編成していた駆除班を自衛班を含めて21班体制に拡大するなど徹底駆除の方針を打ち出し、平成24年度に1765頭、25年度は12月末時点で1739頭の捕獲が報告されています。25年10月および11月に実施された生息頭数調査では前年に比べて37%程度の減少との結果が出されていますが、島根県中山間研究センターではこの結果をもとにベイズ法による解析を行い、2月5日に出雲市内で開催される住民説明会で生息推計値を発表したいとしています。