1月11日は商家や漁家に「帳祝い」の習わしがある日です。商家では神棚に旧帳簿と今年の新帳簿を並べ、帳面が真っ黒になるくらい、たくさんの取引があるように鏡餅や御神酒を供え、今年の繁昌を祈ります。漁家では網元や親方の家に集まり、帳面をお三宝にのせて床の間に供え、鏡餅や御神酒などを献じて豊漁を祈念します。島根半島の漁村では「関詣」と言って美保神社にお詣りをする慣習が残るところもあります。景気の回復が言われるなか、地方にはまだその実感は薄く、燃油の高騰によって漁家経営も厳しい現状にありますが、今年の商売繁盛と豊漁、魚価の上昇を祈念します。