1月7日の午後、強盗や集団強姦などの容疑で逮捕され、横浜地検川崎支部に送検後、弁護士との接見中に容疑者が逃走した事件は、1月9日に神奈川県警が約47時間ぶりに身柄を確保して一応は収束した。しかし、逃走防止の設備がない取調室のドアを施錠せず、一瞬のスキをつかれたという大失態によって、県警は捜索のために延べ1万人以上の警察官を投入するなど、費やされた捜査経費は1億円を超えると思われる。今回の事案は凶悪犯罪の容疑者を逃走させた点で近隣の住民や学校関係者などに大きな戸惑いと不安を与えたばかりでなく、警察への信頼を失墜させたことは紛れもない事実であり、一瞬の油断が図り知れないほどの大きな社会的影響に発展したことは極めて残念である。