日本経済の回復や東京五輪の誘致決定など明るいニュースが聞こえるなか、中国、韓国との隣国関係の悪化が伝えられ、何かしら胸騒ぎを覚える平成25年の年の瀬となりました。島根県では、出雲大社の大遷宮、隠岐の世界ジオパーク登録、隠岐の海の三役、錦織選手の活躍、里見女流3冠の3段昇段、大野豊さんの野球殿堂入りなど過去にないほどの島根からの発信題材が目白押しで、豪雨災害や島根原発などのニュースがかすむほどの年となりました。ただ、足許を見つめると人口70万人割れ目前の現実があり、アベノミクスからは遠いと感じる経済の状況があります。しかし、島根県は決して「暮らしにくい」「貧しい」「遅れた」地域ではありません。平成26年こそ、住む人たちが「幸せ」を実感できる島根県となるために一生懸命「働く」年にしたいものだと思います。この1年のご厚情に感謝し、来る年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。