今年お亡くなりになったプロ野球の巨人軍で選手、監督として活躍された川上哲治氏が、V10を逸して引退を発表された時のコメントに「力一杯やって負けて引退できることは幸せで、男子の本懐。」とありました。「トップに君臨し、目標とされながらもチャレンジャーを撃破しつつ、しかし、やがてはその座を明け渡すときが来る。敗れた時こそが引き際である。」との川上哲学は、道を究めた人ならではの含蓄ある言葉だと思います。いよいよ、来年2月のソチオリンピックの代表選考がピークにさしかかっています。熱戦が繰り広げられているなか、悲喜交々のシーンを目の当たりにできます。フィギアスケートの安藤選手や織田選手、スピードスケートの岡崎選手などのコメントに川上氏に共通するものを感じ、長らくの活躍と精進に心からの拍手を贈りたいと思います。