12月25日、中国電力は島根原子力発電所2号機に関わる新規制基準への適合性確認の審査申請書を国の原子力規制委員会に提出しました。申請内容は原子炉設置変更許可、工事計画認可および保安規定変更認可に係るもので、新規制基準への主な対応として、設計基準では「活断層・地震動評価」「地下構造調査」「耐津波性能」「火山・竜巻影響評価」「火災・内部溢水対策」「外部電源の強化」「海水ポンプの物理的防護」が、重大事故対応では「炉心損傷防止対策」「格納容器破損防止対策」「放射能物質の拡散防止対策」「水供給機能」「電気供給機能」「緊急対策所機能」が新たに盛り込まれています。島根県は、12月24日に出雲市、雲南市、安来市および鳥取県から提出された要請書を添付し、変更・追加の場合の適切な説明、丁寧な情報提供など7項目の意見を付して「審査の申請に関して了解」とする通知を行い、松江市も同様の回答をしました。今後は、概ね7ヶ月程度とされる国の審査が終了した時点で、改めて申請内容の是非について判断することになりますが、事実上、「再稼働」の可否であることから、難しい対応となることが予想されます。