12月13日、第443回島根県議会11月定例会は本会議が開催され、平成25年度島根県一般会計補正予算(第6号)など13議案と平成24年決算などの認定6件、高校授業料無償化を継続する請願1件などについて採決を行い、いずれも委員長報告の通り可決され、閉会しました。島根原子力発電所2号機の安全審査については、11月21日に中国電力から安全協定第6条に基づく事前了解願いが提出され、12月9日の県議会総務委員会で委員間協議が行われ、「安全審査の申請は了とし、審査結果について詳細な説明、報告を受けた後に、事前了解の正式回答をする」との知事方針を賛成多数で了承したことが報告されました。本会議では「福島原発1号機の事故原因は究明されておらず、新基準では原発の安全性が確保されない」「『事故は起こりうる』との前提があるにもかかわらず、実効性のある避難計画が策定されておらず、安全審査は時期尚早」「孫子のためにも原発は即時廃止すべきである」などといった反対意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で委員長報告は了承されました。