大阪大学名誉教授で島根県産業技術センターの吉野勝美所長は「自らの地域とその歴史に絶対の信頼、自信と誇りを持て」と述べ、「島根県は歴史上決して地方の特徴のない土地柄ではない。それどころか、かつては日本を引っ張り、力強く先導した地域である。例えば、日本の歴史を覆した古代の銅剣、銅矛、銅鐸。中世からは、たたらに始まる製鉄技術や世界の銀の半分を算出した石見銀山など、この地域の金属関連の歴史は巨大な出雲大社の建造技術などとともに先端技術の本拠だ。」と研究員にハッパをかけています。12月5日、県議会の商工観光振興議員連盟(森山健一会長)に出席した吉野所長は「島根県が発展するためには世界を先導する新しい科学技術を創造する必要があり、それは可能である。」と産業技術センターが先端技術イノベーションとして取り組む「特殊鋼・素形材加工技術強化プロジェクト」「溶射・気相成膜発展技術開発プロジェクト」「レアメタル代替技術開発プロジェクト」「次世代パワーエレクトロニクス技術開発プロジェクト」「熱・シミュレーション応用技術開発プロジェクト」「ヒューマンインターフェイス技術開発プロジェクト」「有機フレキシブルエレクトロニクス技術開発プロジェクト」「高齢社会対応の機能性素材開発プロジェクト」「感性数値化・食品等高付加価値化プロジェクト」の9つのテーマについて説明しました。