10月14日の夕刻に小生の同輩であるキヨこと吉川清史さん逝去の知らせがありました。まだ57才での早世で慚愧にたえません。男気があり、面倒見の良い親分肌でありながら、自らは一歩引いて誰かを支えることのできるすばらしい友人で、自然に周りに人が集まるという得難い人でした。昨年、進行性の悪性腫瘍との厳しい闘いを克服し、一度は職場復帰を果たしましたが、今年になって再発してからは、「生きる」という強い意志で、先端治療を受けるために上京し、療養中でした。わずか2ヶ月半ほど前に、ガンマナイフと言われる治療で腫瘍を一掃した直後に見舞った折、彼が見せた笑顔が目に焼き付いていますが、生還を果たせずに闘い終えたキヨの心中を察するとき、言葉は見つかりません。しかし、抗ガン剤や放射線治療特有の苦しく厳しい副作用に耐えて頑張る彼の傍らには、ひたすら快復を信じて付き添い、励ます奥様と幾度も病院に見舞い、あるいはメールを送り続けた多くの友人たちがあり、その情愛の深さには感動を覚えずにはいられません。いまは、天界に逝った御霊に静かに手を合わせるとともに病床の友を支え続け、ともに病魔と闘ってきた奥様と友人たちに心からの労いを申し上げます。