10月14日、第25回出雲全日本大学選抜駅伝競走が出雲大社勢溜から出雲ドーム前までのコースで行われ、1区の中村匠吾選手からトップに立った駒澤大が3区、6区でも区間賞を取るなどの盤石のレースで、2時間9分11秒の大会新記録で15年ぶり3回目となる優勝を果たし、2位の東洋大と3位の日本体育大が来年のシード権を確保しました。駒澤の大八木弘明監督は「1区の滑り出しから良い流れができ、好記録が出たのだと思う。選手たちを讃えたい。」と語りました。レースはフジテレビ系で全国放送され、大社・出雲・斐川・平田の国道9号、431号沿線には力走する選手たちにたくさんの市民が声援を送る模様が放映されました。午後6時からは恒例の「さよならパーティ」が出雲市の島根ワイナリーを会場に行われ、参加大学の学生やOB、大会役員などの関係者が島根和牛やカニ、サザエなどのバーベキューで交歓しました。
 また、出雲市本庄町では、消防コミュニティハウスと併設する集会所の上棟式が行われ、集落の老若男女150人が参加して盛大に「餅撒き」が行われました。本庄町の集会所は築後100年と推定されており、出雲市が消防ポンプ積載車の車庫と団員詰所を新設することに併せて合築が検討されました。総事業費約4000万円をかけて整備される施設は、木造平屋建で、27畳の大集会室を備えており、上棟式では建設委員会(持田吉正委員長)の役員らが約1俵の餅とお菓子などを撒いて祝いました。完成は12月末とのことで、平成26年の新年から供用される予定です。